インターナルロータータイプ
ブラシレスDCモーターには、回転子となる磁石が内側に配置され、固定子となる巻線が外側に配置されたモデルがあります。
図 2.23 に示すように、従来の DC モータとは逆の構造になっています。このタイプのモーターは、従来の DC モーターと比較して次のような特徴があります。
・回転軸の慣性トルクが小さい。
・モーター本体の小型化
・放熱性が良い
ただし、小さな磁石を使用して強力な磁束密度を生成するには、高性能の磁石が必要です。{0}}
さらに、ステーターの内側に複数のコイルを巻くのは、外側からコイルを巻くよりも困難です。そのため、インナーロータモータは小型でありながら高出力が得られ、高い動特性が要求される用途に使用されます。
エクスターナルロータータイプ
インターナルローターモーターとは逆に、コイルが内側に配置され、磁石が外側に配置され、外側で回転するモデルがあります。このタイプのモータをアウターロータ型といいます(図 2.24)。
アウターロータ型モータはインナーロータ型モータに比べ、回転軸の慣性モーメントが大きくなりますが、磁石を小型化する必要がないため、コイルを巻くのに有利な構造です。
エクスターナルローターモーターはハードディスクドライブモーターなどとして使用できます。
エクスターナルロータモータには、ロータを平坦化し、コイルをプリント基板に直接実装する構造もあり、モータの薄型化を実現します。
フロッピーディスクドライブのモーターやブラシレスファンなどに使用されています。
コイル構造
図2.25 ローター内蔵型(集中巻)
一般的なブラシレス DC モータのコイル数は、一般に 3 の倍数です。コイルの巻き方は、分布巻 (図 2.22 参照) と集中巻 (図 2.24、図 2.25 参照) に分けられます。
当初は分布巻のモータもありましたが、現在では集中巻が一般的に使われています。
ローターのマグネットにはN極とS極があります。 N極とS極が1つある場合、ローターは2極になります。
NSNSであれば4極です。コイルとローターの極の数が多いほど、正確な制御を実現することが容易になります。
サーボ モーターには通常、9 個または 12 個のコイルと約 8 極のローターがあります。
一部の大型外部回転子モーターには、さらに多くの極とコイルが付いている場合があります。



